20181015 ミズノさんの話を聞いて思ったこと
10月15日(月)に株式会社ミズノから清水さんがいらっしゃってミズノのことをお話しされました。
今回は、その話を聞いて思ったことを簡単に書いていこうと思います。
まずは、話を聞いて印象に残ったことをまとめます。
・ミズノの企業理念
より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する
↑この企業理念は設立当初から変わってない
・スポーツを広く捉える
↑日常の動作もスポーツとして捉える
・ミズノが目指すもの
健康意識の高まりをサポート
この3つが印象に残りました。
これらを聞いて私が感じたことは、ミズノも会社として日々進化しているんだなということです。同時にミズノも今後の日本のマーケットに危機感を感じていると思いました。
上から目線みたいになってしまいましたが、私はこれはすごいことだと思いました。ミズノという大企業でも新たに挑戦しているのです。
ミズノさんの売り上げは主に国内で、海外での売り上げはイマイチだそうです。
また、国内だけでもナイキやアディダスなどの海外スポーツメーカーと競わなければなりません。
さらに今後日本では、少子化や高齢化によりスポーツ人口が減ってきます。
これらの要因からこのままスポーツ用品を売るだけでは成長できないと考えられて、スポーツを広く捉えるという考え方を始められたのかなと思いました。
ミズノさんは日常の動作もスポーツと捉えて、現在は作業服の開発なども行なっているそうです。これはおそらく20年前や30年前は考えもしてなかったことだと思います。
日常の動作をスポーツと捉えることで、健康意識も身近になると思いました。
「スポーツ=健康」という考えが多くの人にあるからです。
また、そうすることでいまミズノさんが目指しておられる健康意識の高まりのサポートにも繋がるのかなと考えました。
まとめます。
ミズノさんは日本屈指の大企業だが現状に満足せずに、今後を分析して、新たなビジネスチャンスを探しだす優れた企業だと思いました。
広い視野を持ってるなと感じました。
先を見据えて行動する賢い企業だなと思いました。
また利益だけを求めるのではなくスポーツ教室を開いたり、スポーツを広く捉え作業服を開発するなど社会貢献もされている立派な企業だと思いました。
なぜミズノが大企業なのか少しだけわかったような気がしました。
追記
もう一つ印象に残ったことがあって、それは「スポーツ用品業界は家電業界の10年後を追っている」ということです。街のスポーツ店は近郊の大型店(デポやゼビオなど)に潰されるということです。
私は野球工房を調査してるのですが、野球工房は街のスポーツ店です。
清水さんは生き残るには専門特化とおっしゃられてました。専門性が付加価値になるそうです。
また、野球工房の杉原さんも専門性が武器だとおっしゃられてました。
今回のプロジェクトで、野球工房の杉原さんが目指してらっしゃる「野球工房をもっと広める。野球工房を九州の野球人のメッカにしたい」に少しでも貢献できるように頑張ろうと思いました。
大型店に街のスポーツ店が下克上したいなぁ。。