マツオカリョータブログ1.0

福岡大学商学部。このブログが意味あるものになると信じて

20181217 プロジェクト発表会&懇親会&振り返り

12月17日(月)の3時限目の時間にゼミで取り組んできたプロジェクトの発表会が行われました。今日はそのことについて書いていこうと思います。

 

 

私たちのゼミは10月から12月17日までミズノ株式会社とプロジェクトに取り組んできました。

 

10月から12月17日までに何度も店舗に足を運び観察したり、ゼミの時間以外や土日にも集まったりして全力で取り組んできました。

最終的にすべて仕上がったのは発表会の前日でした。

 

当日のことを書いていきます。

当日は、ショートプレゼン→ディスカッションという形でした。

 

ショートプレゼン

ショートプレゼンの順番は私たち野球工房チームが最初でした。

パワポが出来上がったのも前日だし、リハーサルも行なっていなかったので発表30分前くらいにプレゼン発表の担当分けをして、

 

そして発表…f:id:rm2018521start:20181218145049j:imageぶっつけ本番だったのでとても緊張しました。

 

ここでの反省は、緊張していたというのもあってか棒読みになってしまったところです。読み上げる感じになっちゃいました。

よそのチームのプレゼンを見ているとレベルが高い人もいて、単純にすげーなって思いました。堂々と読むほうが説得力があるように感じられました。

 

 

ショートプレゼンが終わった後、プレゼンの講評は無しで、ディスカッションに移りました。

 

ディスカッション

ショートプレゼンもそうだったのですが、太宰ゼミ→森田ゼミの順番でした。

そのため、初めは太宰ゼミの提案を聞きました。

太宰ゼミの野球工房チームは、データや福岡の土地柄を踏まえて、中高生の野球部員だけでなく、女子ソフトや親の方達も取り組んだらどうかという提案でした。また、野球工房のグローブなどには、値段表記がされてないから値段表記をしたら?という提案やSNSを使った戦略などがありました。

 

自分たちと違った手法や目線から改善案を考えたんだなという印象を受けました。

 

次に私たちの番です。

最初に、ペルソナとKA法を照らし合わせたら全て◯か◎だったので、新しいサービスを考えたと前置きをして説明に入りました。f:id:rm2018521start:20181219225228j:image

 

新しいサービスの内容は前回のブログで書いてるのでご覧ください。

 

相手は野球工房の店長さんと社長さんとミズノの方でした。

 

新しいサービスを説明した後に、ディスカッション。

 

御三方には、野球チームの監督から取り込むっていいね。分析結果が全て◯や◎なのが嬉しかった。店に来てくれれば、良さはわかっていただけるだろうからまず来てもらうのが大事だよね。

と言っていただけました。

 

他にも店長さんとコミュニティに関して考えや思惑を話し合ったり、コミュニティ作りを開始する時はいま野球工房が持っているSNSで宣伝したり、知り合いの指導者さんから誘ってみたりしたらいいんじゃないか?など具体的にも話し合いました。f:id:rm2018521start:20181219225243j:image

 

ディスカッションの時は、先ほどのショートプレゼンの時と違って堂々と自分の意見や考えを述べることができました。

サービス案は、自分自身でめちゃくちゃ考え抜いた結果できたモノだったのでスラスラと言葉が出てきました。

 

 

正直自分たちが提案したこのサービスが採用されるかどうかはわかりません。

でも野球工房の方に真剣に私たちの考えた案に向き合っていただけて、本当に嬉しかったです。

取り組んできた甲斐があったなと心から思いました。

 

*追記(2019.12.18)

私たちが提案した「お店の外側にコミュニティを作ったり、指導する」という提案が少し形を変えて採用されたそうです!

 

この発表の一年後に聞きました!

 

去年私たちが調べたこと(既存の顧客への価値提供はやり尽くしている)からお店の改革を続けることは意味がなさそうなため、新規サービスに取り組み始めたそう。

プロ野球選手を雇って、その人が野球教室を開いたりしているそうです。高校生以下の人たちへの指導や教室のサービスです。

これのおかげかはわかりませんが、野球工房は順調に売上を伸ばしているそうです。このサービスをきっかけに来店者が増えたりもしたんでしょうね。

お店の良さは一度来て貰えればわかるから広めることが大事ってことを提案したのが良かった。はじめは集客増や収益アップのプランばかり考えていたけど。

 

人伝えだけど野球工房の支社長から感謝の言葉を頂いた時は嬉しかったなぁ。

やはり一年後には就活の時に語れるエピソードになっていました。

 

 

振り返り

今回のプロジェクトが終了したので、少し振り返ってみようと思います。

 

私たちがやってきたことは、行動観察、インタビュー、上位下位関係分析、ペルソナ、KA法、ペルソナとKA法の照らし合わせ、新しいサービス案、です。

正直、スラスラと事が進んだのは1つもありませんでした。

 

行動観察とインタビューが不十分で上位下位関係分析の時につまずいたり、上位下位関係分析でも事象から行動目標、本質的欲求を見つけられなかったり、、

ペルソナとKA法を照らし合わせてエラーを見つけ出すはずが、全部◯だったり、、。

 

ただ、うまく事が運ばなかった分それだけ深く考えることができました。先生の手を借りたり、チームの4人で協力しあいながら終えたプロジェクトなので、その分達成感がありました。

 

また、あの時にUXナイトに参加していなければコミュニティ作りという考えは生まれなかったと思うので行動することの大切さを知れた気がしました。

 

先生が始めてミズノとのプロジェクトを紹介された時に、正直自分は参加するかどうか迷いました。めんどくさそうやな〜とかも思ったりしたのですが、迷ったらGOの精神で参加することに決めました。今思うとあの時参加するって決めて本当に良かったです。

このプロジェクトのことは「語れる」と思います。

 

懇親会

プロジェクトが終わった日の夜、天神で森田ゼミと太宰ゼミの合同のミズノの社員さんも含めた懇親会がありました。

その時に、太宰先生に「君は堂々と喋れてたね」と言ってもらえたのが嬉しかったです(たぶんディスカッションの時だけ)

 

またミズノの社員さんに就職の時の考え方なども教えていただきました。

「将来どんなところに就きたいの?」と聞かれた時に、自分は「いまゼミでやっていることを活かせる職種に就きたい」と答えました。

 

すると、ミズノの社員さんからいまゼミでやっていることももちろん大事だけど、それは就職のために活かすんじゃなくて就職してからどう活かすかが大事。社会に出るとやりたいことだけを出来ることは少ないから、いまやっていることをどう仕事で活かすか」ということを大学時代に理系で農業のことを勉強してたけど、社会に出てからはミズノで営業をしている社員さんの実体験からアドバイスをしていただきました。

 

とても有意義な時間になりました。

 

懇親会も行くかどうか迷ったんですけど、迷ったらgo で行きました。

 

迷ったらgoって自分のためになることが多いな〜f:id:rm2018521start:20181219225303j:image