充実した2019年の総振り返り
2019年終了〜〜!あけましておめでとうございます!
お久しぶりです!!
いまから僕がどういう2019年を過ごしたか書いていこうと思います!!
まずは1月の成人式、そのあとすぐテストがあって(無事ほとんど単位取れてました)春休み。
春休みは2/18〜3/18でオーストラリアに海外研修に行きました!
2019年はやっぱりこれが一番デカかったな〜。
1ヶ月間海外に行くことは、勇気のいることでした。僕にとっては初の海外でしたしね。
行く前はめちゃくちゃ緊張したけれど、自分から積極的に動いたことで、とても充実した海外生活を送れました!
これは本当に忘れられない貴重な経験になりました。
そして3年生になって前期ゼミでは教養を学びました。哲学、旅、文学、音楽を学びました。それぞれ違った学びがあったのですが、本質はどれも変わらないのかなって正直思いました(勿論いい意味で)。先生はそれをわかっててこの順番で教養のクラスを組んだのかな〜推測ですけど。
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旅が教えること&日常を旅化するには? - マツオカリョータブログ1.0
音楽って僕らの身近にあるよって話 - マツオカリョータブログ1.0
ゼミでは教養のクラスと同時並行で
株式会社イーケイジャパン様との共同プロジェクトがありました(まだ続いてる)。
プロジェクトではイーケイジャパンのPIECEというプログラミング教材を題材に取り組みました。
PIECE基本セット [ ZZ-02 ]|製品情報 | エレキット
プロジェクト初期は「pieceをどうやって店頭で売るか」ということで取り組みました。
3チーム作ってそれぞれ見せ方を変えながら、子ども達に遊んでもらいそれを観察しました。
pieceをオモチャのような見せ方にしたり、コードや問題解決の難易度を設定してそれを1つずつ簡単なものからクリアさせて進めたり。
違った見せ方でどれが子ども達に受け、店頭での販売に活かせるのかを調査しました。
そこで得たデータを元に後期からのプロジェクトに進もうとしていたのですが、イーケイジャパンさんの方針変更があり、「店頭での販売は力を入れない」ということになりました。
そこで私たちはイーケイジャパンさんと「pieceのワークショップの新しい見せ方」を考えることにしました(いまも考えてます)。
ワークショップは作成したワークブックを基に進めようと考えているのですが、ワークショップに参加してくれた子たちをどういう軸で評価するか問題が一番難しいです。
わかりやすく言うと、通知表の各項目みたいな感じです。いまもみなで考えています。イーケイジャパンさんが過去に行ったpieceを使った授業の作文を読み、共通している部分や良い視点の部分などから評価軸を作っていっている途中です。
Piece のワークショップは2月に行う予定ですので、それにむけていまも動いている最中です。
順番が前後しますが、 夏休みのことを書きます。
夏休みは「就活キャンプ」という大学の就活プログラムに参加しました。
このプログラムは、東京での就活にも目を向けよう!というテーマで行われたもので、東京にある日本を代表する大企業を3泊4日の日程で訪問しました。そのほかにも東京で活躍されている大学OB・OGとの座談会なども行われました。
ちなみに私はサイバーエージェント、近鉄エクスプレス、明治HD、オルガノ、阪和興業、日産自動車に訪問しました。
このプログラムでは、訪問前に企業のことを数ヶ月に渡り研究して、企業へ質問を持っていきました。就職センターの方から「軽い質問はするなよ」という見えないプレッシャーがあり、けっこう大変でしたが、そのおかげで正しい企業研究の仕方を学べました。
そのほかにもこの就活キャンプで学べたことはたくさんありました。
まず、キャンプに参加しなかったらわからなかったであろうこと(BtoBの企業や業界、社員の方達の姿や考え方など)を知れたこと。
学生と社会人の考え方の違い(私たちが脅威だと思っていたことが、社員の方は機会だと捉えていたり)を知れたこと。
座談会で出会ったOB・OGも自分を持っている人が多いと思いました。
この就活キャンプに参加して、全く知らなかった業界を知れたし、就職活動に力を入れている学内の友人達と出会えたりしたので本当に参加して良かったです。
このプログラムは参加する前に面接試験があったり、研修前は何時間もかけて企業研究したりパワポを作ったりほんと大変なことも多かったけど、得るものが多かったです。
知ることや得ることができなかったであろうことを行動することで出会えました。就職センターの方に福大の就活を引っ張っていくよう言われたので、その気持ちで取り組んでいきます。
また11月中旬からはベンチャー企業でインターンを始めました。
ここは越境ECを行なっている企業で、私はECの肝である買付を任されています。
海外から日本のなにが需要があるのか知れて面白いです。
売れているものを詳しく言うことはできませんが、日本のオタク文化は強いなっていう印象です。
これから前任インターンがいなくなり仕事も増えそうなので、就職活動と並行できるかが一番の心配点ですがどうにかやっていけたらなって思っています。
このインターンは先生の紹介で始めたのですが、始めた理由はどんどん伸びきている越境ECに携わりたかったからです。私が見ているWBSという番組で、越境ECは年15%で成長していると言っていて、日本から海外相手にビジネスすることにワクワクしました。
興味もあり、さらに成長してきている業界を中から見れる機会なので飛び込んでみました。
また2019年末に嬉しい知らせ がありました。
私たちが去年提案した案で、企業の売上が伸びたらしいです。
いや〜これめちゃくちゃ嬉しかった。
なんでこんなに嬉しかったかというと、一度この去年のプロジェクトで凹んだことがあったからです。
ある日の深夜にふと、「あ〜去年あれだけ全力でプロジェクトやって提案したのになにも効果なかったのかな〜」て思ってしまい凹んだことがありました。
そういうことがあったので、この知らせを聞いた時はとても嬉しかったです。
全力でやれば企業と対等にやれるし、学生の提案で企業に利益をもたらすこともできるんですね。
私たちの提案に乗っていただいた野球工房さんにも感謝です。
ペルソナとKA法と野球工房への新サービスの提案 - マツオカリョータブログ1.0
20181217 プロジェクト発表会&懇親会&振り返り - マツオカリョータブログ1.0
2019年はとても充実した1年を過ごせたと思います。
2020年は僕にとっても日本にとっても大事な年です!僕にとってというか21卒みんなにとってです!!
いま僕の中でテーマに掲げている、
「場への貢献」と「他人をやる気にさせるより、まず自分がやる」
を忘れずに、全力で動いていきたいです。
音楽って僕らの身近にあるよって話
前期の森田ゼミ〜教養ver〜ラストは音楽です!
哲学、旅、文学とやってきましたが、最後は音楽です!
7月13日に長崎大学へ出向き、西田先生によるワークショップを森田ゼミの皆と長崎大学の学生数名と受けてきました。
天気はあいにくの雨で移動するのは大変でしたが、DiDiを使って天神バスターミナルまで行き、高速バスで長崎まで行き、長崎駅でやってた小さな祭?の出店でお昼ご飯を食べ、JRで長崎大学まで行きワークショップを受けた後、大学周辺のお店で懇親会があり、最後はAirbnbで泊まるという1日でした。
結構大変でしたが、使ったことないサービスを使ってみたことも含めて充実した&濃ゆい1日を過ごせました。
当日の音楽のワークショップのことを書く前に、事前課題として書いたマインドマップを載せておきます。
こんな感じです。めっちゃ薄いです。。
多分ゼミ生の中で1番薄かったかもしれません。
この時点で僕は音楽を主に「曲」としてしか捉えてない感じでした。なのでこんな感じになってました。
それでは、当日のワークショップのことを書いていきます。
ワークショップは13時00分から長崎大学の「長崎創楽堂」という小規模なホールで開催されました。
始めに西田先生の自己紹介があり、西田先生から皆に「大学生にもなってこんなことすんのかよ!って思うことを今日はするけど、遊び心とユーモアを持って臨んでほしい」と言われました。
「遊び心とユーモア」って僕自身からいつのまにか離れていたかもなぁと思いました。
13:00〜18:00までの長丁場で、たくさんのアクティビティを行いました!
グループごとに分かれて手拍子や足拍子を使ってリズムを刻んでみたり、楽器を演奏してみたり、フルーツバスケットをしたり、文章を読んで考えてみたり、サウンドスケープ(聞こえてくる音)を味わってみたり、外に出て目を閉じて歩いてみたり、奏でられる音を目を閉じて聞いてみたり、みんなで歌って踊ってみたり(笑)。
たくさんのことを体験しました。グループでリズムを刻んだとき
目をつぶって歩いたとき
奏でられる音楽を味わったとき
みんなで歌って踊ったとき
どれも楽しくて時間があっという間に過ぎていきました。
全体を通して思ったこと、学んだことを書いていきます。
モノ・コトの捉え方&考え方
最初に載せたマインドマップがそうであったように、僕は音楽を「曲」としてしか捉えてませんでした。音楽=曲で自分の中に出来上がっていたわけです。
自分の中に出来上がっているモノは果たして本当にそうなのか?
音楽ってほんとに曲だけなのか?
そうではないですよね。
目をつぶり耳をすますと、色んな音が聞こえてきます。外に出て歩いてみてもそうです。
気づいてないだけで、私たちの周りには音楽が溢れてるんです。
蝉の鳴き声や風鈴の音、扇風機の風の音は夏を彩る1つのピース(音楽)ですよね。
聞こえてくる雑音も自分の人生を彩る音楽と捉えてもいいんじゃないかと僕は思います。
そんな感じで雑音1つでも考え方・捉え方を変えると、生きやすくなったり楽しくなったりしますね。
ここで重要なのは既成概念を壊すことです。アンラーンすることです。
アンラーン。。Service Design Nightのときにも出てきた言葉ですね。
「アンラーン=学び直し」をして、自分の中で出来上がっているモノを崩すことで新しいモノが見えてきます。
我々はいつのまにか捉えすぎていることが多いです。 「知識は時に毒になる」というフレーズを哲学ゼミの時に聞きましたが、一度自分の中で出来上がると人は考えることを止めてしまいます。
「見方を変える、視点を変える」にはアンラーンが必要です。
「自分が見ている(見えている)のは一面に過ぎない」
ということは忘れちゃいけませんね。これが学び続けることに繋がるし、モノの見方を変えることにも繋がりますね。
意味を考えすぎない
よく「それ何の意味があんの?」とか「それって無駄じゃない?」という言葉を耳にします。
でも無駄なものは本当に無駄なんでしょうか。それは自分の中で無駄だと出来上がっているだけじゃないのかと。。
あんまり意味を考えすぎると生きづらくなりますね。というより行動しづらくなります。
僕のような飛び込む力が弱い人は意味を考え過ぎないことが大事ですね。
この「意味を考え過ぎない」という言葉を聞いて僕は損得勘定は時に生きづらくなるなと思いました。損得勘定を一番に考えるとかえって空回りすることがよくありますよね。
また、何か発言するときなども気楽にいこーぜと僕自身に言いたいです。
SDNの時に「何か人のためにやるって大事だよ」って言われたのが頭の中に残ってるんですが、場への貢献だと思って気楽に発言していこうと思いました。
プレーヤーに回る
人生を豊かにするには受け手ではなくプレーヤーに回ることがキーになってきます。
さっき述べた雑音の話も、聞く側(受け手)じゃなくて、大げさかもだけど自分の人生の1つのピース(プレーヤー側)って考えると人生がたのしくなりますね。
この人生の主人公は自分なんだ、自分が主演なんだって思うと人生が豊かになるんやないかなぁ。
ナルシストでもいいんだぜぇ。そっちの方が人生楽しく過ごせるゼェ〜って思いましたね。
「ワールドシリーズよりもそこら辺の草野球の方がもっと大事だ」と西田先生から聞いた誰かのフレーズが頭に残ってます。
何かもっと行動していくことがプレーヤーに回ることに繋がり人生楽しくなるかもですね。
最近とあるマンガで「与えるということは奪うことだ」というフレーズを目にしたのですが、これもどこか似ている部分があるように感じました。
ワークショップを終えてマインドマップの再整理
ワークショップが行われた次のゼミの時間にマインドマップの再整理をしました。
僕はこんな感じに再整理しました。
めちゃくちゃ吹き出しが増えたわけではありませんが、音楽を曲とだけ捉えるのはやめて音楽を広い視点で捉えて考えました。そう考えると音楽って身近にあり、常にそばにあって、人生を豊かにしてくれるものだなと思いました。
今回ワークショップを楽しめたし、たくさんのことを学べました。忘れかけていた遊び心を取り戻せたような気がしました。中学の頃、先生が嫌いで音楽の授業も嫌いだったのですが、西田先生が音楽の先生だと音楽の授業も好きだったんじゃないかなぁと思いました。西田先生ありがとうございました。
Service Design Night(DAY2)に参加して
Service Design NightのDAY2のことについて書きます。
この日は13:00〜18:00までの長丁場で、Xデザイン研究所の浅野さんをゲスト講師に迎え、途中からはワークショップのような形を取りながら「企業のゲームチェンジとサービスデザイン」について学びました。浅野さんは森田先生の師匠らしく、話の内容も以前に森田先生から聞いたことがあることも多く、自分の中で振り返りしながら話を聞きました。また浅野さんの話を企業に呼んで聞いたりするとめちゃくちゃ高額らしく、そのような人の話を無料で聞けたのはとても貴重でした。話も面白く、学びもたくさんありました。このことはSNSには書くなよと言われたことも多かったので、気をつけながら文を書いていきます(笑)
DAY2
印象に残ったことを書いていきます
・ビジネス視点とユーザー視点
この話は、PEACEのプロジェクトの時に森田先生に言われた話です。ユーザー視点(ユーザー体験)ばかり考えてしまうあまり、ビジネス視点からかけ離れていて全然求めてるものになってない。という話です。インサイドにあるビジネス視点(ブランド体験、ビジョン、戦略)を考えないと論点がズレたものが出来上がったりします。また、ユーザー視点を考えるときには、顧客の利用シーンの変化なんかも考えるといいです。
顧客の利用シーン…。なんかプロジェクトの時に考えれそうだ。。
・You must unlearn what you have learned (覚えたことを全て忘れることが必要だ)
新しいことを始めるには、前のを全て忘れることが必要らしいです。
浅野さんも実際にスノボを始めた時、最初の頃は自身のスキーの経験からスノボのことをスキーに例えながら考えてたそうです。でも一向に上手くならず、インストラクターにスキーのことは忘れてくださいと言われ、そのようにしたらスノボが上達したそうです。
例えば柔道なんかでも、必殺技を捨てると成長するらしいです。
また、何かを始める時には20時間かけろ!と言われました。何事も20時間やってみないとわからないらしいです。スキーを始める時も1泊2日の人は二度と来ないらしくて、2泊3日の人はまた来るんだそうです。たしかに僕は高校の修学旅行でスキーをしたんですけど、スキー合宿は2泊3日で初日は全然上手くいかないし、レベルも超初歩でつまんなかったんですけど、2日目は滑れるようになって自由に滑らせてくれたので楽しかったです。
何かを始める時は20時間!
・スキル=知識・技術+判断
よくスキルって言葉を聞くと技術だと思いますけど、スキルには判断も入ります。その判断に必要な点があり、
1常に好奇心と問い
2人を見る(サービスとは何か)
3常にゴールを意識する(本当にそのゴールで合ってるのか)
などです。特に3番を間違えると判断を間違えやすいです。あるオーディオメーカーで新商品を考える時に、若者は高音質を求めていると決めつけて、高級オーディオを作ろう!となったらしいんですが、それはゴールが間違っていたということがあったらしいです。だから常にゴールを意識するのが大事です
・概念化
サービスを作る上で大事なのは概念化です。
サービスを作る手順は、
1、具体的な体験←たくさん体験して経験に昇華する
2、省察
3、概念化←他の状況にも転移できるように一般化する
4、試行
です。例を出します。
1、納屋に火がついて豚が焼け死んだ。そして豚を食べたら美味しかった。
2、豚が美味しかったのは燻製されたから美味しかったんじゃないのか
3、燻製できる機会を作ってみたらどうか(常に食べられるにはどうすればいいか)
4、試行
という形です。概念化ができるかどうかでプロダクトやサービスが生まれるんかなと思いました。
・何事も人に依存する
これは文字通りで、ケータイのアプリだってみんな中身違いますよね?たまに浅野さんに、「どのサービスが1番良かったですか?」と聞く人がいるそうですが、そういう人はバカだと仰ってました。「ラーメンどこが美味しい?」って若い人に聞くとたいてい不味かったりするらしくて、人によってどう捉えるかやどう考えるかは違うと考えるのが、サービスを考えるのに大前提ですね。
・人間の美意識
「人間の美意識→これ以下はやだ」がベースにあるそうです。だいたいクローゼットにも似たような服が入ってるやろと浅野さんが仰ってたんですが、確かにそうで僕もクローゼットには似たような服が多かったりします。また福岡はどこに行ってもご飯が美味しいのは、福岡人の基準が高いからというのがあるそうです。人間の美意識は気づかないうちに「これ以下はやだ」になってたんやと考えると面白いな〜と思いました。
・企業のゲームチェンジ(デジタルトランスフォーメーション)
いまどの企業もゲームチェンジをしてきています。トヨタだって車だけではなくなってきてるし、TSUTAYAもただのレンタルビデオ店ではない(六本松のTSUTAYA)。全ての企業がIT化をベースにゲームチェンジしてきているのだ。また全ての企業はIT化しないとヤバいらしく、古い企業はIT化の波に飲まれてしまうらしい。いまや、全てがオンライン化されている時代である。香港のデモでは学生たちがICカードだと行動履歴が残ってしまうから切符を買うまでである。
またIT化が一般化すると、優位性はデータを保有する側に移る。
・人の幸福って?
人の幸福って何なんだろうか。一見、便利なことが幸福だとサービスデザインを考える上でそう考えてしまうが、これは違う。例えば、カメラを翳せば宿題の答えが全て表示されるサービスがあったとしよう(宿題代行サービス)。確かにこれは便利だが自分の子どもにそれをさせる親は少ないだろう。それは幸福ではないからだ。
では、幸福とは何か。それは違う世界に連れて行くことである。ライザップなんかがそうである。確かに違う世界に連れて行くって幸せやなぁ。僕も最近筋トレが好きでやっているのだが、身体が変わっていくのが嬉しくてやっている面もある。便利なことは幸せじゃなくて、違う世界に連れていくことが幸せなのかもしれない。このサービスを使ったら、違う世界に連れて行きますよってサービス、ライザップ以外なにかあるかな。。
・イノベーションへの勘違い
1、既存の作業を効率化したり便利にすることではない(経験)
2、今までできなかったことをできるようにすることである(変革)
例を出すと、電気炊飯器・電気掃除機・電気洗濯機の登場は家事を楽にしたのではなく、女性の社会進出を後押しした。
スマートフォンの登場はコミュニケーションを効率化したのではなく、デジタルデバイド(無知)による貧富の格差を無くした。
これがイノベーションである。先ほど述べた便利なことが幸せじゃない、新しい世界に連れていくことが幸せなんだっというのに似てますね。イノベーションされた優れたサービス・プロダクトは幸福を与えるのかも。
・ビッグデータは全部信頼できるわけじゃない
何事もオンライン化されてデータが集められていると言いましたが、そのビッグデータは全部信頼できるわけじゃないというお話です。
ある男性がコンビニに行っておにぎりを買うとします。その男性がコンビニに行くと、食べたいおにぎりがほとんど売り切れてて仕方なく残ってた昆布おにぎりを買いました。翌日コンビニに行くとまた昆布おにぎりしかなくて仕方なくまた昆布おにぎりを買いました。そしてその翌日にコンビニに行ったらまた同じ状況で昆布おにぎりを仕方なく買いました。
この男性は仕方なく昆布おにぎりを買っているのに、データ上ではこの男性は昆布おにぎりばかり買う人というデータになります。そのデータを見たら、昆布おにぎり人気やから昆布おにぎりをたくさん入荷しようという動きになるかもしれません。
だから、ビッグデータは全部信頼できるわけじゃないのです。ビッグデータではわからない部分を補うためという点でもエスノグラフィクリサーチは必要なんじゃないかなと思います。
・人によって捉え方が違う言葉は使っちゃダメ!
これは後々のグループディスカッションでの発表で実際に感じるんですが、自分たちがこう捉えてた言葉が相手は違う捉え方をしてたりすることが多々あります。アップデートという言葉1つ捉えても、人によって捉え方が違ったりします。
・デジタルジレンマ
デジタルの世界(例えばアマゾン・楽天など)は知らないものと出会えません。自分が知らないものを得られないそれがデジタルジレンマです。例えばアマゾンや楽天なんかでも、一度検索するとそれに関連するものばかり表示されますよね。YouTubeなんかのあなたへのおすすめなんかもそうですね。その環境だと自分が知らないものを得られません。
逆にアナログの世界(実際に店舗に向かう)だと色々商品を見渡してるうちに買おうと思ってもなかったモノにビビっときたりして買っちゃうことありますよね。ジャケ買いとかもそうです。
「自分の知らないものを得る」これはアナログで起こる可能性がありますが、デジタルでは起こりませんね。ここに、何かビジネスチャンス的なものがありそうですね。
グループワーク
浅野さんのお話を聞いた後に参加者を4つに分けてグループワークを行いました。私は「エスノグラフィクリサーチ」のグループに入りました。グループのメンバーは同じゼミ生の塔村さんと社会人の方との3人グループでした。
初めは「エスノグラフィクリサーチって何?」という状況からだったのですが、話していくうちに観察のようなものという事がわかり、去年のミズノのプロジェクトの経験をもとに話していきました。
「エスノグラフィクリサーチとは?」という題名にまとめて発表しました。
エスノグラフィクリサーチはビッグデータやITじゃわからない部分つまり本質を見出すものだと考えました。先ほど上で述べたようにビッグデータは完璧じゃありませんからね。
「売り上げデータX観察データがあればもっといい提案ができるよね。」って思った去年のミズノのプロジェクトがここでも生きてきました。
そして私たちはエスノグラフィクリサーチをする点でのポイントを発表したのですが、「仮説を立てること」と言いました。すると、フィードバックの時に浅野さんが「エスノグラフィクリサーチをする時は仮説を立ててはいけない。だって例えばお医者さんに診てもらう時にお医者さんがちゃんと診る前に、あ〜これはたぶん〇〇やね〜とか看護師さんがこれは〇〇(症状)ですね〜って診断はしちゃダメやろ?だから仮説は立てちゃいけないんだ」と言われました。確かに森田先生にも観察の時に仮説は立ててはいけないって言われてたなと思い出しました。
でも私たちが言いたかった仮説はそういう意味ではなかったのです。どちらかというと「何か意味を持って見る」といった感じです。この認識の違いでは、先ほど上で述べた人によって捉え方が違う言葉を使っちゃダメという話を身をもって思いました。
おわりに
今回二日間Service Design Nightに参加してたくさん学べたし、貴重な話を聞けて良かったです。やはり自分はこういった業界に興味あるなと思いました。
Service Design Night(DAY1)に参加して
6/14と15の2日間「Service Design Night」に参加してきました。
株式会社HENKA 代表 宇田川さん、株式会社フィラメント取締役 佐藤さん、株式会社 経験デザイン研究所 所長 浅野さんの御三方をゲスト講師に迎え、サービスデザインやビジネスについて学んできました。
今回はDAY1での出来事について書いていきます。
DAY1
14日は宇田川さんと佐藤さんをゲスト講師にサービスデザインについて学びました。
まずは、宇田川さんの話から
サービスデザイン(宇田川さんver)
=ユーザーが(無料で)得られる(複数の)無形の価値を、視覚化もしくは計画すること
スタバだと、スタバに通う客はコーヒー以上にあのスタバの雰囲気を味わうことができますよね。あれが(無料で)得られる無形の価値です。
宇田川さん曰く、サービスデザインに必要な三要素はつなげる、つづける、つくりかえるだそうです。それをスタバで例えると、スタバってただの喫茶店や飲食店と違って、雰囲気がありますよね。そこにいるだけで何か幸せな気分になれるというか、カッコいいというか。それもデザインされてるんですね。社員をコンテンツにすること、毎日通うところに店舗があること、季節ごとに新商品をつくりかえること、これらから我々はスタバに通ってしまったりしてるんですね。あの雰囲気(価値)を求めに。
では、サービスをつくる上でどう考えればよいのか。この過程だそうです。
特に考えないといけないのが②の人と人の喜びを創出です。サービスってモノと違って100%はありません。またユーザーも1人じゃなく色んな人がいます。そのため従来の人間中心設計じゃなく人間たち中心設計が必要です。またこの人間たち中心設計を考える上では惚れっぽくあれらしいです。でも正直、惚れっぽくあれという意味はよくわからなかったかもです。惚れっぽくてどういう意味やろう。
またサービスを提供する上では、ハズレをコントロールすることも考えないといけません。例えば、ツイッター。誰かにとっての嬉しいツイートは、誰かにとっては嫌なツイートだったりします。ツイッターしてる上で、知りたくなかった情報を知ってしまったり、見たくなかった画像や動画などを偶然見てしまったりすることありますよね。そのようなハズレをコントロールすることが良いサービスには必要です。
次に佐藤さんの話
サービスデザイン(佐藤さんver)
=人にとって「価値ある体験」を生み出し、持続する「ビジネスのしくみ」をつくるデザイン
スマホは初期の頃は「所有の喜び」がUXでした(大多数の人がガラケーでしたしね)。でも今はとっくにそれは崩れてますよね。いまはスマホがあることで情報を集めれるし、暇つぶしもできるし、生活が便利になるし。スマホを持つ・使うことで「価値ある体験」が得られてるんですね。だからほとんどの人々はスマホユーザーでガラケーユーザーは減ってるんです。
それと佐藤さんはサービスデザインを考えるには「できるだけ色んなことをやろう」と言われました。さらにサービスデザインを考える人に必要な資質は学びつづけることだそうです。
色んな体験をしなければ人に新たなサービスを与えることはできないと仰ってました。確かに色んな体験をしていないと、広い視点から見ることができないし、思考力も上がらないのでサービスデザインを考えるにはマストかなと思いました。
そして「より良くしたい精神」を持つことも重要だと言われていて、なんかこの言葉はいまとある業界を志望している僕にとっては大切だと思いました。
Day1が終了したあと、懇親会に参加してきました。
そこでは色んな話をしたのですが、普段のディスカッション時に僕が心がけてる姿勢を話したら、そういう人がいるのはディスカッションをする上で助かると社会人の方に言っていただけたのが少し嬉しかったです。また企業の人はSNSは必ず見るからそれもデザインすべきだと学びました(笑)
一緒に懇親会に参加した岩竹君がガツガツ社会人の方に突っ込んで行ったので、そこは見習うべきやなと思いました。
旅が教えること&日常を旅化するには?
旅のゼミ最終回です。
第2回目のゼミブログは色々忙しくて書けなかったんで、今回と絡めながら書いていこうかと思います。
第2回と最終回どちらとも嶋田さんにゼミにお越しいただきました。
第2回目のゼミでは嶋田さんの経歴や上手く旅をする方法、嶋田さんの旅への考え方などを学びました。
上手く旅をする方法は「スカイスキャナー」を使い航空券を取り、「Airbnb」で宿泊先を手配し、「Googleマップ」を使うことです。
Googleマップは知っていましたが、Airbnbは名前だけ、スカイスキャナーは知りませんでした。
今まで大学の海外研修でしか海外へ行ったことがない僕ですが、大学在学中に絶対スカイスキャナーとAirbnbとGoogleマップを使って旅をしようと決めました。特にAirbnbを使って宿泊するのが楽しみです(スーパーホストの所にしよう)。
つぎに嶋田さんの旅への考え方です。
オーストラリアに1カ月いただけの僕ですが、共感できる話もいくつもありました。
「旅が教えること」では
・日常とは異なる環境を知り、今いる環境に感謝する
・移民や人口減少の現場をみて、自分の頭で考えられる
・世界中の人々は優しい(ごく一部除く)
「旅が育てること」では
・未知の状況を不要に恐れず、自分で切り拓く気持ち
これらが確かになぁと思いました。
特に「旅が教えること」の3つはオーストラリアでの海外研修で学んだことでした。オーストラリアで出会った人達は誰もが優しかったですし、オーストラリアで過ごして日本の良さに気づき、自分は恵まれてたんやなと思いました。またオーストラリアは移民の方が多かったのですが、それをみて自分の移民への考え方も変わりました。
また「旅が育てること」での自分で切り拓く気持ちというのもオーストラリアから帰ってきてどことなく積極的になれていた自分がいたので共感できました。
また嶋田さんが「ハプニングを待っている自分がいる」という話をされたのですが、それはマジかと思いました(笑)
僕もオーストラリアにいた時に、キャンパス内で迷子になったり、違うバスに乗ってしまったり、飛行機関連でもスーツケースベルトが消えたりスーツケースが届かなかったり色んなハプニングがあったけど、僕は楽しめませんでした(笑)旅の経験が増えてくると楽しめるようになってくるのかな。。
そして僕が嶋田さんの話でいいなって思ったのは嶋田さんが就職してからの話です。嶋田さんは新卒で某有名IT企業に就職されたらしいのですが型に嵌められる感じが嫌で4ヶ月で辞めたそうです。しかし、その決断とスピードがあったからいまの嶋田さんがあるわけです。普通の人だったら嫌だったり合わないと思っても誰もが知る大企業ならすがりついてしまうと思います。
でも人生一回きりですし、「やりたくないことやってる暇はねぇ」っていう心意気も大事なんじゃないかなと思いました。それと、スピード。スピードめちゃくちゃ大事ですね。
少し話はズレるんですが、最近僕が思うことは「行動しないとなにも始まんない」ってこと。行動しないと、なにも変わんないよマジで。と自分に言い聞かせてます。
旅のゼミ最終回は嶋田さんの話の後に、グループでディスカッションをしました。
お題は、「日常を旅化するには?」
です。
はじめに色んな意見が出たのですが、「旅って旅行と違って定義がないから、自分が旅だと思えばそれはもうすでに旅なんじゃないのか」という意見にたどり着きました。
しかし、森田先生に「それ思うだけで本当にそうなるん?ダイエットしようって心に決めるだけで勝手に体重って落ちてくん?」と言われ、確かになと。思うだけでは足りないなと感じて考え直し。
*追記2020年3月26日
この記事を振り返ってたら、先生がなぜ「それ思うだけで本当にそうなるん?」と言ってきたのかわかった気がしました。先生がこのようなコメントをしてきたのは「人生で一番無駄なことは決意を改めることだ。」という考えがあったからではないか。
確かにそうだ。人生で一番無駄なことは決意を改めることだ。行動が変わらないと何の意味もない。明日やろうは馬鹿野郎ってやつ。決意を改めたんなら今すぐやれ。改めるだけで終わんな。つまりそういうこと。決意を改めるのは誰でもできる。大事なのは行動。
その結果僕たちのグループでは日常を旅化するには、いくつかのことが必要なんじゃないかとなりました。以下にあげます。
・行動力
・ルーティンを作らない
・スケジュールに余裕を持つ
・慣れないことをしてみる
・直感を大事にする
です。
まず自分に余裕があることが日常を旅化することの大前提です。その上で、直感に任せてみたり、慣れないことをしてみたり、行動したりすることで日常を旅化することができるんかな〜と考えました。
今回嶋田さんゲストによる旅のゼミはとても興味深いものでした。僕自身オーストラリアで1カ月過ごしてかけがえのない思い出ができて沢山学べたので、今回嶋田さんが仰られてたことがすんなり入っていきました。旅で異文化理解をすることってとても大事で、自分の環境を振り返ることもできますもんね。そもそもみんな違うっていうのもよく分かりました。
まずは、海外へ旅をしてみようかと思います。嶋田さんありがとうございました!
3年ゼミ「旅」
哲学の次は、旅です!
今回のゼミからは旅についてやっていきます。
今回はイントロダクションみたいな感じでゼミが進められました。
行った内容は
①今まで自分が行ったところ
そこで見たこと感じたこと
そこで学べたこと
➁自分の行きたいところ
この2つを班のメンバーと話し合いました。
①
私が今まで旅してきた中での1番は、やはりオーストラリアです。
今までもブログで何度か書いてきましたが、私は2年生の春休みに1ヵ月間オーストラリアのブリスベンに海外研修に行ってきました。
大学の海外研修だったので「旅」に含めていいかは微妙なところですが、1番の旅先でした。
・そこで見たこと感じたこと
オーストラリアでは、1ヵ月ホームステイをしながら語学学校へ通い、シティで買い物をしたり、ビーチで泳いだりしました。
オーストラリアは白人ばかりのイメージがなんとなくあったのですが、実際は様々な人種の人たちが共存していました。最近、日本では移民を受け入れるかどうかという議論がなされてますが、私はオーストラリアでその光景を見て、移民を受け入れるのもありなんじゃないかなと感じたりしました。
オーストラリアでは買い物するときやバスに乗り降りするときなど、みなHiやThank youと言います。もちろん全員というわけではありませんが、ほとんどの人が言います。その文化を見て、私はいいことやな〜と感じました。日本じゃないですよね文化としては。私的にはその文化がなんとなく心地よかったです。
また私はホームステイをしていたのですが、その家族は両親と大学生の息子と高校生の娘の4人家族でした。この家族がとても仲の良い家族で、居心地が良かったです。みんなでディナーをとるときは、常に会話が弾んで笑いが絶えないし、両親はディナーの後に一緒に録画してた番組を見てました。おそらく結婚して20年ほど経ってると思うんですけど、それでもラブラブでした。将来こういう家庭を持ちたいな〜と思わせるホストファミリーでした。
・そこで学んだこと
私はオーストラリアでの旅を通して、度胸がついたと思います。なぜかというと、積極的に英語を話そうと心がけたからです。今までは英語がヘタと思われたくないからとか間違えたくないからとかで、自分からは英語を話そうとしませんでした(日本にいる時)。
ただ、オーストラリアではせっかく来てるんだから話さないと勿体ないと考えてたんで間違っても気にしない精神でガンガン話しました。その結果ホストファミリーとも仲良くなれたし、度胸がつきました。ステイ先からバス停まで行く時もすれ違った人に自分からHiと声かけたり、日本じゃしないこともやりました。
英語が上手になったかは別として、間違いは気にせずガンガン話す精神はほんとに度胸がついたと思います。
オーストラリアの旅の後、3年次の履修登録では、少人数形式のほぼ英語だけの授業のビジネス英会話を取ったり、外書講読をとったりしました。なんとなく英語に自信がついたんですね。
また、自分の考えや意見を表現するようになりました。前からもしてはいたんですけど、度胸がついたことにより、例え自分以外が全員自分と違う意見を持っていたとしても、とりあえず自分の考えをアウトプットするようになりました。
オーストラリアの時と同様に、日本でも思ってることはとりあえず言おうというスタンスの変化がありました。
それと犬を以前より怖がらなくなりました(笑)実は私は犬が苦手だったんですけどステイ先では犬が室内で放し飼いされてました。でもその犬はほんとにいい犬で、吠えたりは一切ありませんでした。
1ヵ月いたんで犬にもだいぶ慣れて、以前よりかは苦手じゃなくなりました(吠えない犬のみ)
ペットのWoofy
②
タイとセブ島に行きたい理由は、物価が安く、リゾート地だからです。
寒いところよりも、南国のビーチでのんびり過ごしたです。
また、アメリカに行きたい理由はMLBとNBAを観戦してみたいからです。それとアメリカのビーチに行ってみたいからという理由もあります。アメリカにいくとしても、気温が高い地域でさらに夏に行きたいです。
最後に嶋田さんへの質問を書きます。
私の嶋田さんへの質問は、
- 旅に行くときは何を目的として行くのか?観光?それとも?
- いま1番行きたいところは?
- 今までで1番良かったところは?また行きたいなと思うところは?
- 逆に、ここは2度と行かねーと思ったり全く楽しくなかった所はあったりするのか?
- 旅に行きまくってたら語学も上達するのか?嶋田さんは何カ国語話せるのか?
- 旅での1番の思い出、1番嫌だった思い出、途方にくれた思い出など
- 嶋田さんの本職は?やっておられることは?
- 旅に行くとこに対し、ご家族はどう思われてるのか?
- 年間いくら旅にお金を費やされてるのか?
- 一度の旅の期間は?
- 今までの旅で学んでこられたこと
- 若いうちにやってほうがいいこと
です。
次のゼミが楽しみやな〜
考えながら生きていこうゼ!!
哲学対話の振り返りをします。
須長先生のお話から印象に残ったことを書いていきます。
1つ目
答えのないものでも必ず答えを出せ
「答えのないもの」は世の中にはいっぱいありますよね。哲学もそうですし、上手く行く方法だって答えはない。
ただ、答えがないからと言って結論を出さないというのは「安全な殻」に閉じこもってるだけです。考えることから逃げてるだけです。
どんなに難しい問題にも、自分なりに考えて結論を出せ。
2つ目
適切に問いを立てる
前のブログでも書いた通り、「問いを立てる」ことはとても重要です。問いを立てることで思考が深まります。
ただ、闇雲に何も考えずに問いを立てるのもよくありません。「まともでない問い」は我々を迷宮に引きずり込むのです。「まともでない問い」つまり議論のしようがないような問いは時間の無駄のように思えます。
問いを立てるにも考えて問いを立てるべきだと思いました。
まともな問い=どんな回答が与えられれば答えられたことになるかわかる
3つ目
大事なのは「正しい証拠」ではなく「間違っている証拠」
これは須長先生が利己主義に対してどう思うか述べられた時に言われてたことです。
須長先生は「全てを説明できる理論」はおかしいと考えられていて、「間違っている証拠」があってからこそそれが正しいかどうかわかると考えておられました。
ちょっと話はズレますが、この前あるTV番組で「新元号を当てるまで脱出できない生活」という企画をやっていて、それは芸人さんが闇雲に新元号を予想して、彼らが「令和」と当てるまで新元号を予想し続けるもの(令和は既に発表済で芸人さんは発表前日に拉致されて外部の情報はシャットアウト)でした。
そしてヒントとして彼らが予想した新元号2文字のうちどちらかが被っている(令or和)と光るというライトが与えられました。そのときに彼らは「和」の文字でライトが光ることに気づいたのですが、その後立て続けに「和」の文字を入れて、ライトが光ることを確認して、漢字どちらかが被っているとライトが光ると確信していました。その様子をVTRで見ていたダウンタウンの松本さんが、「一回「和」の字を外してみて光らないかどうか確認せいや〜」と仰っていたのですが、それを見た私はそんなことしなくても「和」を使ってる時は全部光ってるから良くない?と思っていました。でも須長先生の「間違っている証拠」という話を聞いた後に考えると、松本さんの考え方が正しいなと思えました。あまり関係ない話かもしれませんがなんか似てるなと思って印象に残ってたので言語化しました(笑)
経験・体験を通して成長できる人はどのような人か
須長先生のお話が終わった後、森田先生から「経験・体験を通して成長できる人はどのような人か」というお題が出されました。
このお題を出されたときに、私がすぐに考えたことは「成長」てどういうこと?でした。普段私たちが何気なく使っている言葉ですが、成長って曖昧な言葉だな〜つまりどういうことだ〜?と哲学がインプットされていた私の脳は考えました。
また、グループで考えているうちに思ったのは結果=成長じゃないということです。例えば、めちゃくちゃ勉強したのに成績が落ちたらそれは成長していないのか?それとは逆に、テキトーにこなしてたのに結果が出たらそれは成長したと言えるのか?と。。
私が考えたのは、たとえ結果が出なくてもその先にある最終目標(ビジョン)に向かって進めたのなら成長したと言えるのかなと思いました。簡単に言うと、志望校に合格するという最終目標があって、それまでには模擬試験なり予想問題なり本試験なりいろんなステップがありますよね。たとえそのステップの段階で結果が出なくても、最終目標への道のりとして考えたときに一歩でも前に進んでいたのなら成長しているのかなと。「模擬試験で成績は悪かったけど、自分が課題としていた所はできていた」とか「あの志望校ではこの分野ができてないとダメだけど、前よりはできてた」とか。。あくまでもビジョンを持って、長い目で見て成長したかどうかは判断すべきです。
ただ、最低条件として「自分で考えて」その体験・経験に臨めたか、挑めたかが成長には必要だとも思いました。
グループでの結論は、「自分で考え」意識し取り組んで、経験・体験して、その後どう工夫・改善・生かしていける人が経験・体験を通して成長できる人だとなりました。
まとめ
今回の哲学のゼミはほんとにためになりました。物事を考える上で、様々な角度から考えられるようになれたと思います(まだまだですが)。色々学んで、経験して、適切な問いを持ちながら、生活していこうと思いました。
思考力を高めることは絶対に自分にプラスになると思います。